人事・組織面での問題・課題は個々の会社によって様々ですが、これらは放置せず、しかるべきタイミングで解決していかなければなりません。
問題・トラブルが生じた場合、まずは「〝ボトルネックになっている要因〟と〝派生して生じている問題・状況〟を明確に区別すること」が重要です。これを見誤ると間違った対応をしてしまうからです。
さらに、「問題を放置することで近い将来どういったリスクが起こりうるのかを分析・想定しておくこと」も大切です。
以下に一例として法人が抱える人事上の様々な悩みや課題を挙げてみましたが、当研究所では、これらの問題解決に向けて効果的かつ具体的なソリューションを行ってまいります。
社員の採用や定着化について
- きちんと採用面談を行っているにもかかわらず、自社にマッチした人材が採れない
- 求職者の応募人数そのものが少ない
- 内定辞退者が多い
- 優秀な社員や将来期待されている社員の離職が増えている
- 若手社員の定着率が低い
- 採用担当者が育っていない
人材不足や社員の育成について
- 人事のプロスタッフが不在である
- 管理部門で経験を積み重ねた社員もしくは取引先金融機関等から中途採用した年配社員を総務・経理や人事の担当責任者にしているが、人事のプロフェッショナルではないため、自ら人事面での課題抽出を行ったり、人事の制度や施策等の見直し・改革を提言することができていない
- 社内全般にいえることだが、自ら考えて仕事をする社員が育っていない
- 将来の経営幹部・管理職の候補となりうる人材が育っていない
組織の運営やマネジメントについて
- 現場組織の運営・マネジメントがうまくいっていない
- 会社や上司に対する不満が理由で辞めていく社員が増えている
- 職場が活性化していない・元気がないように感じる
- 現場社員の士気向上・モチベーションアップをはかるためにどうしたらよいか悩んでいる
等級・役職制度について
- 現行の等級・役職制度に関する仕組みと運用面について問題がないかをチェックしたい
- 現行の等級・役職制度を全面的に見直したい
- 等級・役職についてどのような仕組み・運用の仕方が自社にマッチするのか悩んでいる
- 個別社員の昇降格や役職任免の運用がうまくいっていない
- 組織を活性化させるために役職任免の仕組みを再検討したい
- 会社の方針や経営者の考え方に沿った等級・役職の仕組みを再構築したい
- 職種や役割などの違いをベースにした処遇基幹軸を整備したい
給与・賞与等の処遇制度について
- 現行の給与体系・給与制度や賞与の仕組みについて問題点をチェックしたい
- 現行の給与・賞与制度を全面的に見直したい
- 労働法制や会社を取り巻く環境が変化していく中で現行の処遇制度のままでよいのか不安を感じている
- 給与の仕組みを変えたいが、具体的にどういう考え方で仕組みづくりを行えばよいか悩んでいる
- 将来の定年延長や定年後の再雇用期間延長を見据えた場合、どういう形で処遇システムを変えていくべきか悩んでいる
- 社員のヤル気や納得感を高められる給与・賞与の仕組みに変更したい
評価制度について
- 現行の人事評価の仕組みや運用面について問題点をチェックしたい
- 現行の人事評価制度を全面的に見直したい
- 人事評価について現場社員からの不満が多い
- 会社の事業戦略や業務実態に合った評価の仕組みを導入したい
- 評価者の目線がバラバラであるため、現場サイドによる評価結果を信頼できない
- 目標管理の仕組みを導入しているが、仕組みや運用に関して社員から不満の声が上がっている
退職金制度について
- 退職金の仕組みを制度として新たに導入しようと考えているが、どういう組みが良いか悩んでいる
- 自社の経営・人材雇用方針を踏まえて本当に退職金の仕組みが必要であるのかを再検討したい
- ストックオプションの仕組みを導入したい
その他の問題・課題
- M&A等に伴う人事制度・処遇制度の統合をうまく進めたい
- 役員に関する報酬・賞与・退職慰労金などの仕組みを再整備したい
- 労働法制や人事制度の改定に合わせて、人事・組織の関連規程を変更していきたい
- 人件費の抑制・人員削減・リストラなどを円滑に推し進めていくための戦略・方策を指導してほしい